【市民リポート】 下室賀公民館主催 元旦登山
下室賀公民館主催 元旦登山
市民リポーター南波です。
今回は上田市下室賀公民館主催の元旦登山に参加させていただきました。
下室賀公民館では、毎年元旦に下室賀にある三ツ頭山に登り、山頂から初日の出を観るイベントを開催しています。毎年30名程の方が参加しているこのイベント、今年は21名で山頂を目指します。昨年は新型コロナウイルス感染症の影響で中止になりましたが、40年以上も続いている行事になります。元旦の朝4時30分に登山参加者は出浦室賀神社に集合し、出発までの間、神社に用意された焚火で暖をとります。参加者の一人は「毎年参加している。子共も元旦からの山登りを楽しみにしていた。」と話されていました。
(焚火で暖をとる参加者)
公民館長の挨拶の後、5時に神社を出発、幅の広い林道を40分程歩くと登山口へ着きます。登山口では公民館の役員が焚火を焚いて待ってくれています。ここで、子供にはお菓子とジュース、大人はおにぎりとお茶が配られ、その後、登山口から山道へ進みます。山道を15分程歩くと山の尾根に着きます。尾根は車が通れるくらいの道で幅も広く、勾配も比較的緩やかで安全に歩くことができます。尾根道は雪が積もっていたため、足元に気をつけながらゆっくり歩いて山頂へ向かいます。山頂手前は急な坂道でしたが、尾根道を20分程歩くと山頂に着きます。出浦室賀神社から山頂までは休憩も入れて1時間30分程でした。出発時は暗かったのですが、山頂へ着く頃には空が明るくなり始めていました。山頂では先に公民館役員が焚火を焚いてくれていたため、皆で暖をとりながら日の出を待ちます。今年は新型コロナウイルス感染症の影響で中止となってしまいましたが、例年は山頂でお雑煮を作って、初日の出を待つ間に食べています。
(山頂へ続く雪の尾根道)
令和4年1月1日7時10分、天気予報では曇りとのことでしたが、雲が切れた所から陽光が射したときは歓声が上がり、無事に初日の出を観ることができました。公民館役員の方や地区の方のご協力により、安全に初日の出を拝む登山をすることができました。当日の準備や、山の整備をしてくれている地域の方に感謝しつつ、来年もまた参加したいと思いながら山頂を後にしました。
(7時10分下室賀三ツ頭山山頂の初日の出) (初日の出を拝み三ツ頭山山頂を降りる)