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【市民リポート】シェアサイクルを使って上田市から千曲市へサイクリングの旅 ~上田市観光会館から千曲市戸倉駅へ~

2021.11.12

シェアサイクルを使って上田市から千曲市へサイクリングの旅 ~上田市観光会館から千曲市戸倉駅へ~

市民リポーターの南波です。今回の取材はシェアサイクルです。
上田市と千曲市でこのシェアサイクルが利用できると聞き、本日体験してみました。
シェアサイクルとは、他の人とシェア(共有)することにより好きなタイミングで利用できる自転車のことです。従来のレンタサイクルとは異なり、サイクルポート(以下ポート)と呼ばれる駐輪場を複数設けることにより、片道利用ができることが特徴です。また、上田市・千曲市広域シェアサイクルは電動自転車となっており、ポートで充電することができるようになっています。
今日は上田市から千曲市へ旅をしてみようと思います。

 

 

シェアサイクルで上田市観光会館から千曲市戸倉駅へ旅をします

ポートは無人で上田駅お城口駐輪場以外は24時間いつでも使用できます。電動自転車は坂道も楽に登れる7段変速仕様です。
上田市観光会館のポートへ着きました。操作パネルを押して鍵を解除、自転車の安全確認です。サドルの高さやブレーキの効きなどと合わせて、長距離なので電動自転車の充電を確認します。今回は、上田市から千曲市へ景色を楽しみながらサイクリングです。シェアサイクルの利用方法、その他詳細については下記ホームページをご覧下さい。

上田市・千曲市広域シェアサイクル社会実験

 

 

上田市観光会館

 

 

上田市観光会館のポート

 

 

シェアサイクル座面の後ろの操作パネル

 

シェアサイクルに乗って千曲市へ向けて出発!!

千曲市へ行く前にちょっと柳町へ立ち寄る

上田市観光会館から自転車で約4分程行った先にある古い街並みが残る柳町に寄り、「保命水」と呼ばれる湧き水で旅の安全を祈願します。夏ですので水分補給を忘れずに景色を楽しみながら行きたいと思います。

柳町の街並み

 

 

 

保名水

 

 

 

 

 

千曲川河川敷から坂城町方面へ

千曲川の河川敷を通り、上田市と千曲市の間に位置する坂城町方面へ向かいます。この日の天気は曇り。自転車を走らせていても暑くなく河川敷道路は風も吹いて気持ちが良く景色も良いです。坂道も電動アシストが作動し楽に走れます。

千曲川奥に見えるのは上田橋

 

 

千曲川奥に半過岩鼻

 

上田 道と川の駅おとぎの里に到着 一休みして馬鹿バーガーを食す

休憩のため、上田 道と川の駅おとぎの里へ立ち寄ります。

「超個性的!想像がつかないご当地バーガーランキング」全国1位に選ばれたハンバーガーがあると聞いて食べてみることにしました。
上田市産の米粉を練りこんだバンズにトマト、馬肉と鹿肉の合挽のパティが挟まっています。シールのデザインもグッド。トマトの下には玉ねぎのソース。トマトと玉ねぎソースの酸味と甘みが合挽のパティにからまって口のなかでしっとりととろけます。信州産リンゴジュースもいただいたところで、いざ千曲市へ。

 

上田道と川の駅おとぎの里

 

 

上田道と川の駅おとぎの里の食事処正面入り口

 

 

馬鹿バーガーのパッケージ

 

 

 

 

馬鹿バーガーと信州産りんごジュース

 

 

景色を楽しみながら千曲市へ

半過岩鼻

 

 

道と川の駅のすぐ近くにある道路の下からです。半過岩鼻の崖をこんなに近くで見られるとは思いませんでした。
この半過岩鼻にはこのようなおもしろい伝承があります。
「むかしむかし、食べ物を巻き上げては村人を困らせる大きなネズミがいました。そのネズミを退治しようと、西の村から大きな猫が駆り出されました。猫がネズミを追いかけ、とっくみあいの末、ついにネズミは逃げ場を失い、大きな湖をせき止めていた岩を食い破りました。すると岩が崩れ、湖の水は千曲川となって流れだし、二匹は流れにのみ込まれてしまいました。」
その時にできたのがこの半過岩鼻だと伝えられています。半過岩鼻より先に進むと途中でトンネルを通ります。トンネルには自転車が通れる広い道があります。トンネルを抜けると坂城町です。田園の風景を楽しみながら自転車を走らせます。

 

半過トンネル

 

坂城町と上田市の境

 

 

整備されたサイクリング道路

 

 

 

千曲市総合観光会館のポートに到着

 

 

千曲市総合観光会館に到着しました。景色を楽しみながら自転車を走らせ上田市を出発してから2時間かかりました。電動アシストのため坂道も楽々で疲れもなく到着。道中、サイクリング道路と呼ばれる自転車と歩行者の専用道路も整備されていて快適な旅でした。
上田市と千曲市で使えるシェアサイクルですが、次はしなの鉄道戸倉駅駐輪場のポートへ向かいます。

 

 

 

千曲市総合観光会館からしなの鉄道戸倉駅駐輪場ポートへ

自転車を走らせ、戸倉上山田温泉街を通ります。温泉街だけあって足湯があります。「カラコロの足湯」です。ちょっと一休みして足湯を30分ほど楽しんでから出発です。その後、しなの鉄道戸倉駅駐輪場に到着しポートにシェアサイクルを返却。

 

戸倉上山田温泉街にあるカラコロの足湯

 

戸倉駅

 

 

しなの鉄道戸倉駅駐輪場のポート

 

 

 

自転車を千曲市の戸倉駅駐輪場に置いて電車で上田市に戻る

楽しかった旅も終りです。しなの鉄道戸倉駅にシェアサイクルを返却し、上田市に戻ります。返却はポートに駐輪するだけでOK。片道利用もできます。戸倉駅からは電車で上田市へ戻ります。片道利用できて便利ですね。


シェアサイクル事業について

上田市都市計画課の職員の方にシェアサイクル事業についてお話を伺いました。
東京などの首都圏では通勤や買い物などにシェアサイクルを利用する人が多いようです。長野県では松本市や安曇野市でシェアサイクル事業が始まり、観光や買い物に利用されています。上田市は令和3年7月1日から12月19日まで、シェアサイクルの社会実験を行い、市民の方や観光客の方にどのように利用していただけるか調べているところです。いままで調査をしたところ上田市では、買い物に利用する方や、観光に来られた方が街中を散策するのに利用したり使い方は様々とのことです。千曲市と連携して実施していますが上田市・千曲市間の移動にシェアサイクルを利用している方もいらっしゃるとの事でした。

 

シェアサイクルを体験してみて

上田市から千曲市へ距離の長い移動でしたが電動アシストのおかげで坂道も楽に乗りこなせました。景色も良くサイクリング道路が整備されているところも多いので楽しい旅になりました。借りた自転車を元のポートへ戻したりする必要がなく片道利用できるのがとても便利です。ポートは無人で利用方法を分かっていればすぐに利用できます。観光やちょっとした買い物、少し足をのばしてサイクリングを楽しむなど上田市を楽しむツールが一つ増えたと感じました。

 

 

 

 

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