【市民リポート】◆ 巨大製作!! みんなで大きな作品を作ろう ◆ ―「うえわちゃ&ハナサカ軍手ィ」 共同プロジェクト―
市民リポーター 清水
【市民リポート】◆ 巨大製作!! みんなで大きな作品を作ろう ◆
―「上わちゃ&花咲か軍手ィ」 共同プロジェクト―
こんにちは、市民リポーターの清水です。
7月17日 海の日、海野町商店街の「まちなかキャンパスうえだ」に、地元の小学生約20名が集まりました。
市内の高校生が主体である団体「うえわちゃ」と、信州大学繊維学部の学生による「ハナサカ軍手ィプロジェクト」の今回の共同企画は、「力を合わせて七夕まつりの巨大な飾りを作っちゃおう」というもの。
地域を元気にするという同じ目的を持つ二つの学生団体が協力し、小学生を巻き込んだ今回の企画を立ち上げました。そこには、海野町を知ってもらい、子どもたちに一つの事を完成させることの達成感を味わってもらい、成長の糧となればとの願いがありました。
生成(きなり)の無地のトートバッグを一枚ずつ配ってもらった子ども達は、会場に敷かれたシートに各々自由に陣取ってクレヨンでバッグの両面に絵を描いていきます。みんなで作り上げるのは大輪の花火日や金魚から成る一枚の絵。
みんなで繋げてこの絵にしたい!
事前に準備されたお手本となる絵は、パズルの様に人数分に分割されて番号が振られており、その一片一片を同じ番号をもらった子どもがバッグの片面に描いていきます。
裏面は各自の好きな絵。それはもう、大きく口を開けたサメだったり、可愛いプリンセスの様な女の子だったり、元気いっぱいの夏の野菜たちだったりと色とりどりです。
裏面は自由に好きな絵を描きました
大人は構図を考えてから描き出すまでにあれこれ時間がかかりますが、子ども達は違いました。もうトートバッグをキャンバスに、いきなりガシガシ自由にいっていました(笑)。子ども一人に複数名ついた学生たちもシートに座り込み、小さな子どもと同じ低い姿勢でお話したり、相談にのったりしています。その様子は実に自然で、彼等自身もこの時間を大いに楽しんでいるのが伝わってきました。
お兄さん達のアドバイスの下、制作に熱が入ります
初めは少し緊張気味の小学生達が徐々に打ち解けて、そのうちシートに腹這いになったり、はるか年上のお兄さん、お姉さんからクレヨンをとってもらったり、もうそれこそワチャワチャ状態になっていきました。
バッグの両面が完成するとアイロン台のところに持って行きます。スタッフのお兄さん達に「すごいね、じょうずだね」と沢山褒めてもらった子ども達はちょっと恥ずかしげでしかし得意気で、とっても可愛らしいです。
完成!!
クレヨンを熱で圧着してもらって…、今は男子だって普通にアイロンかけちゃうンです。こうして、第一段階は完成です。
アイロン男子
皆が描いたトートバッグは、繋ぎ合わせて一枚の巨大な夏の絵となり、8月の海野町の七夕飾りとして町を彩ります。どんな作品に仕上がったのか、乞うご期待です。
最後に作品を持って、みんなで「うえわちゃポーズ」
どうか子ども達の自由な夢と学生達の熱意が七夕の空に届きます様に。
今回お話しを聞かせて頂いた、
◆うえわちゃ代表 上田高校 久保田 百花さん
◆ハナサカ軍手ィプロジェクト 信州大学繊維学部 代表 油井 聖也さん
広報 宮原 瑠樹也さん
ご協力ありがとうございました。
「あつまれ!!うえだいすきっこ!!わちゃわちゃ大作戦」の略称で、海野町商店街に新たな風を吹かせることをモットーとし、商店街の活性化のためにイベントの企画・実行をする地域に寄り添った学生団体です。
長野県上田市が生んだデザイン軍手、名づけて「軍手ィ」。
「寒い冬を暖かく、街を華やかに」という熱い思いを持った信州大学繊維学部の学生によるプロジェクトです。軍手ィの売り上げは「ちび軍手ィ」の製作費用に充てられ、長野県内の小学1年生に「ちび軍手ィ」をプレゼントすることを目標としています!!