【市民リポート】音楽劇 曽根崎心中
市民リポーター 栁澤 悦郎
【市民リポート】音楽劇 曽根崎心中
こんにちは。市民リポーターの「エリア66(ロクジュウロク)」こと栁澤(ヤナギサワ)です。
今回は「音楽劇 曽根崎心中」を観に行って来ましたので、その模様をお伝えします。
「信州国際音楽村合唱団VPG(以下「VPG」)創立50周年記念 2023年演劇公演 音楽劇 曽根崎心中」が正式名称の音楽劇です。10月21日、22日と上田文化会館で開催されました。
「曽根崎心中」と言えば、「近松門左衛門」「人形浄瑠璃」と出てこなければ、テストでは良い点が取れなかった程、有名なお話。
それをVPGと言う合唱団が音楽劇として演じると言われても、ちょっとピンとこないですよね?さてさて、どんな物かと期待しながらの観劇です。
〇満員の会場
うわー!会場は満席。期待は、ますます膨らみます。
〇人を人形に見立てての演技(写真提供VPG)
始まると、、、ええー。人が人形役?それを黒子さんが動かして演じているではありませんか。人形役の方は、完全に人形を演じています。
人形浄瑠璃じゃないの?どういう事?
〇団員の方の演技(写真提供VPG)
ところが場面が代わると、あれ?黒子さんが居ないではありませんか。
団員の方が生身で演じている。普通の劇に変身なのかっ?
〇歌って踊っての団員の方々(写真提供VPG)
と思っていたら、今度は団員の方々が、歌う、踊るの劇に変身。
こんなの観た事ない!しかも、面白い!楽しい!
VPGと言う合唱団が、音楽劇として公演する意味がやっと分かりました。
まさに初めての体験です。観客も一緒にノリノリです。
〇クライマックスの場面(写真提供VPG)
最後場面は、本当の人形(そういう言い方も変ですが)を二人の黒子さんが操っての迫真の演技。心中の場面を、もの悲しく演じられました。思わず目頭が熱くなりました。拍手!
〇劇団員の方々のご挨拶と多数の投げ銭
最後にVPGの方々がご挨拶。老若男女、みなさんとても嬉しそうな笑顔、笑顔。大喝采と多くの投げ銭が飛び交いました。
〇主役の平野剛さんと安達寛子さん
終演後、こころよく写真撮影に応じて頂けました。
次の公演は来年だそうです。演劇となるか、合唱となるか、はたまた、想像もできない物となるか。今から楽しみです。
団体紹介
・信州国際音楽村合唱団VPG
「何でも有りの合唱団」
VPGはヴォイス・パフォーマンス・グループ(造語)の略です。
合唱団だけでは自分たちの活動内容が十分伝えられないので、冠をつけました。 当然歌うだけでなく理想としては、踊ったり芝居もできるようになりたい、いろんな表現を取り入れたいと思っています。
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