【市民リポート】上田市新田自治会が新田青年祭とコラボして福島支援企画を開催 -魚を食べて応援しよう第1弾-秋刀魚は新田に限るの~(笑)-
市民リポーター 北原 誠
【市民リポート】上田市新田自治会が新田青年祭とコラボして福島支援企画を開催
-魚を食べて応援しよう第1弾-秋刀魚は新田に限るの~(笑)-
キタさんです。このたび私の住む上田市の新田(しんでん)地区で、コロナ禍の影響を受けてながらく中止や縮小開催を余儀なくされていた新田青年祭が4年ぶりに開催されました。
また新田自治会による災害時炊き出し訓練を兼ねた福島支援イベントも同時開催され、産地直送の秋刀魚(さんま)の塩焼きがふるまわれましたのでお伝えしたいと思います。
♦4年ぶりの完全開催-新田青年祭♦
上田市新田地区は上田駅の北方、太郎山(たろうやま)の麓に位置します。その新田自治会館で「新田青年祭」が4年ぶりに完全開催されました。
開催日の令和5年11月19日(日)は好天に恵まれ、会場の新田自治会館前には開会時刻の午前10時前からイベントの再開を待ち望んでいた多くの住民が順番待ちの列をつくり、久しぶりの解放感を味わっていました。
【写真】会館前に造られた入場門
♦地元産農作物の直売は大人気♦
自治会館前に造られた入場門付近には簡易農産物直売所が設けられ、近所で採れたリンゴや大根、ネギなどが市価の半額程で飛ぶように売れていました。
【写真】簡易農産物直売所
♦大盛況のイベント会場♦
会館1階の会場ではとん汁が無料でふるまわれたほか、ポップコーンやわたあめ、おでんなどが販売され、休憩スペースで飲食する人などでごった返し、会場は大盛り上がりでした。
また、子ども達が楽しみにしていた「くじ引き」が行われ、大きなおもちゃやぬいぐるみが当たって大喜びする子ども達が続出しました。
【写真】子ども達のお楽しみ「くじ引き」の賞品
その他にも入り口付近には焼きそばと焼き鳥の屋台が並び来場者が買い求めていました。
【写真】焼き鳥(左)と焼きそば(右)の屋台
♦新田自治会が同時開催した福島支援企画♦
同日、新田自治会では、東京電力福島第一原子力発電所の処理水海洋放出により、水産物の輸入制限などの影響に苦しむ福島県漁業者を支援する企画として、自治会館近くの駐車場を借りて「魚を食べて応援しよう」と銘打ち、福島県いわき市の小名浜魚市場から直送された秋刀魚の試食会を実施しました。
【写真】トラックの荷台一杯に積まれた新鮮な秋刀魚
この試みは地域住民を対象に災害時の炊き出しを想定した訓練を兼ねて新田自治会が主催し、隣接する上川原柳町(かみかわらやぎまち)、鍛冶町(かじまち)、上紺屋町(かみこんやまち)の各自治会の協力を得て行われました。
新田自治会の飯島康典(いいじま やすのり)会長は「震災と処理水問題によって2度も風評被害を受けている被災地の人々を思い、平時の今こそ不断の準備をすることも重要」だと話していました。
【写真】炊き出し訓練を兼ねた秋刀魚試食会の立て看板
【写真】大勢の来客で賑わう秋刀魚試食会
試食会の会場では大勢の来場者に炭火で焼かれた秋刀魚の塩焼きが無料でふるまわれ、受け取った人達は会場に設けられたテーブルで美味しい秋の味覚に舌鼓を打っていました。
【写真】次々と訪れる来客にふるまわれた焼きたての秋刀魚
私もいただきましたが、香ばしくふっくらと焼き上げられた秋刀魚はとても美味しかったです。かかわられた自治会の皆さんお疲れ様でした。そしてご馳走様でした。
自治会情報
● 会 場 : 上田市新田自治会館
所在地 : 〒386-0011上田市中央北2丁目1-17
電 話 : 0268-23-3328
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