【市民リポート】ふとんのたけうち「染部」
市民リポーター 栁澤 悦郎
【市民リポート】ふとんのたけうち「染部」
市民リポーターの「エリア66(ロクジュウロク)」こと栁澤(ヤナギサワ)です。 今回は、「ふとんのたけうち」さんで行われている「染部」のリポートです。
〇かわいくて目立つ看板
「ふとんのたけうち」さんは、県道77号線沿いにあります。 「染部って何?」と思いながら店内へ。
〇店内2階への階段
店内に入り2階に昇ると、そこには
〇2階のスペース
テーブルを囲んで、数人の方が作業をしていました。
〇型染めの様子1
縁起の良い紋様や、伝統的な模様が切り抜かれた「型紙」を使って、染色用の刷毛で染料を付けて思い思いに色を入れていました。これを「型染め」と言うそうです。
〇型染めの様子2
染める前に、紋様や模様の意味・由来を学び、10種類以上の型紙から5枚を選び染めます。 同じ型紙を使って同じ模様を繰り返し染めていく方、複数の型紙を使って違う模様を生み出し染める方、各々のイメージで作成されていました。 染料も、3原色と白の4色を重ねることで無限の色を染めることができ、自分だけの色を皆さん生み出していました。 ひとつとして同じ物はない。これが「染め」の魅力のようです。
〇型染めの素材
素材も、靴下、バッグ、エプロン、Tシャツ等、好きな物を選んで染める事ができます(料金は異なる)。
〇型紙を作る方と染めている方
中にはオリジナルのデザインで型紙を作っている方もいました。
〇講師の方の指導風景1
〇講師の方の指導風景2
〇講師の方の指導風景3
講師の「原 昌希(はら まさき)」さんによる懇切丁寧な指導を受け、作品がどんどん進化していきました。 写真では伝わらないのですが、皆さん作業を続けながらも、実はずーっとおしゃべりをしていました。わいわい、がやがや、時には笑いながらの作業で、あっという間に時間が過ぎていたという感じでした。
〇皆さんの作品
1日で、こんなに素敵な作品が複数作れていました。
〇講師の方の作品1
〇講師の方の作品2
〇講師の方の作品3
講師の原さんはプロの染色家で、写真のような作品を様々なイベント会場に出店、販売しているそうです。オリジナル作品の受注も可能との事でした。 あの人気アーティスト「ゆず」の東京ドーム公演の出演者ステージ衣装や、舞台の小道具、舞台に上がるスタッフ衣装も手掛けた事があるそうです! 〇ふとんのたけうち 竹内 和美さんのコメント 「ふとんのたけうちでは、1階で身体の健康、2階で心の健康を提供しています。 2階での部活動は、染部をはじめとして5部、それぞれ月一回行っています。 連続参加はもちろん、単発での参加も大歓迎です。ぜひ一緒に楽しみましょう!」 なんと、他にもまだ4つの部活(紅茶を楽しむ会、スパイス部、刺繍部、花活部)があるそうです。 ほかの部も、また紹介できたらと思います。
連絡先
・「ふとんのたけうち」 竹内 和美
住所 上田市中之条73
電話番号 0268-22-1365
インスタグラム:futon_no_takeuchi
・「山ノ音光(ヤマノネコウ)」 原 昌希
インスタグラム:yamano_nekou