【市民リポート】温泉リポート「別所温泉 大湯」編
温泉リポート「別所温泉 大湯」編
皆さん、はじめまして。市民リポーターの栁澤(ヤナギサワ)です。
ニックネームは「エリア66(ロクジュウロク)」です。よろしくお願いします。
さて今回は、別所温泉の「大湯」のリポートです。
大湯。
じゃーん、なんとも厳かなたたずまいです。
大湯は、以前、木曽義仲がはるか上洛の機をうかがっていた頃、愛妾「葵の御前」としばしば入浴していたので「葵の湯」と呼ばれていたそうです。
その後、北条義政が浴室を建て、北条湯とも呼ばれていましたが、後にその溢れ出る湯の量の多さから「大湯」と改められたとの事です。
そのため、入口左に「葵の湯」の石塔と龍の口から流れ出る飲泉が置かれています。
溢れ出る飲泉は、口に含むと強烈な硫黄臭が口いっぱいに広がります。熱くはありません。
ゆだまりにはわずかな白い湯の花が漂っています。期待が高まります!
自販機で入浴券を買って(なんと150円!未就学児無料)、番台の女性に渡し暖簾をくぐると、昭和銭湯感満載の脱衣所。
ロッカーは鍵があるものの、無料。
さっさと脱いで中へ。
(写真提供:別所温泉財産区)
わずかな硫黄臭、左手と奥に洗い場、右は浴槽。
5人も入れば、みんなで足を延ばすのは難しそう。
体を洗ってから入ると、それほど熱くはない。ゆっくり入って、肩までつかれて、いい気分。
時折、天井からポタリと垂れてくるしずくが温泉感を増してくれます。
おや?150円の共同浴場なのに露天風呂がありそう。
ドアを開けると、誰もいない露天風呂。貸切っ!
(写真提供:別所温泉財産区)
露天風呂の方が、中より熱めの湯です。写真の下に写っている所から、惜しみなく湯が流し出されていきます。
わずかに白い湯の花が漂っています。
150円で露天風呂付きとは、すごくお得。
洗い場は7人くらいが限度です。
残念ながら、シャワー、シャンプー、石鹸はありません。
以下、温泉情報を記載します。
循環ろ過のためか、浴槽内には湯の花はありませんでした。
塩素消毒もありとされていますが、月2回だけのためか、塩素臭はありません。
無料の専用駐車場もありますが、5分ほど歩きます。
10台くらいは停められます。
今後も、ワンコイン(500円)以内で入れる温泉リポートをしていきたいと思います。
よろしくお願いします。
別所温泉「大湯」基本情報
営業時間 | 6:00~22:00 |
定休日 | 第1・3水曜日 |
入浴料 | 150円(税込) |
駐車場 | あり(無料) |
連絡先 | TEL:0268-38-0245 |
詳細情報 | こちらからご覧ください |